よくある質問やお問い合わせ
※記載させていただいております内容(期間や金額など)は、2013年度2月時点での内容となります。
デイケアとデイサービスとは何が違いますか?
デイケアは通所リハビリともいい、デイサービスは通所介護とも呼ばれます。
簡単に言うとデイケアはリハビリ中心、デイサービスは日常生活の援助が中心のサービスと言えます。
具体的には、デイケアは、老人保健法に基づいてご利用者さまの心身機能回復と維持を目的として一般的に医療機関が主に運営を行うサービスのことで、リハビリに重点が置かれます。入浴や食事などの日常生活の介助を補助的に行う場合もあります。そのためデイケアには医師、専門の理学療法士(PT)、作業療法士(OT)、言語聴覚士(ST)、または経験を有する看護師が必要です。
それに対しデイサービスは、老人福祉法に基づいて自立生活の助長、心身機能の維持、向上を目的として自治体や社会福祉法人が主に運営を行うサービスで、入浴や食事などの日常生活の介助を行います。そのため基本的には医師は不要ですが、常勤の生活指導員か看護師と機能回復訓練指導員、運転手などが必要です。
なお、当施設で提供させていただいているサービスは「デイケア」となります。喜馬病院を中心とした医療法人寿山会が母体となり、医療やリハビリ、鍼灸、介護などが連携したサービスを提供させていただいております。
短期入所(ショートステイ)とは何ですか?
介護老人保健施設等の療養施設にて短期間入所して、医学的な管理のもと、 医療上のケアを含む日常生活上の支援や機能訓練、医師の診療などが受けられるサービスのことをいいます。
ただし、短期入所サービスはあくまでも在宅生活の継続のために利用するサービスですので、連続した利用は30日までとなります。
当施設では、「住み慣れた家で、地域で、ご家族さまと共に楽しく、笑顔で自分らしく暮らすこと」を目標に短期入所でのリハビリテーションの取り組みを充実させています。
短期入所利用中(日曜日を除く)は個別のリハビリテーションを提供させていただきます。
その他、詳しい事は担当の介護支援専門員にご相談ください。
介護保険制度の利用者負担段階とは何ですか?
利用者負担段階とは、介護保険利用者さまの収入の状況に応じて「居住費」「食費」の一定額以上が保険給付される制度の段階のことです。第1段階~第4段階までに区分され、負担限度額を超えた金額は介護保険から給付されます。ただし、通所系のサービス(デイケアやデイサービスなど)においてはこの軽減制度は適用されません。
また、この制度の利用には各市町村(または特別区)の窓口に申請を行い「介護保険負担限度額認定証」の交付を受けなくてはなりません。
それぞれの利用者負担段階の条件はおおむね次の通りです。
第1段階:住民税(市民税)が世帯非課税者で老齢福祉年金を受けている人。
生活保護を受給している人。
負担額が第1段階の基準を適用すれば被保護者とならない人。
第2段階:住民税(市民税)が世帯非課税で、
合計所得金額と課税年金収入の合計額が80万円以下の人。
負担額が第2段階の基準を適用すれば被保護者とならない人。
第3段階:住民税(市民税)が世帯非課税で、第2段階に該当しない人。
住民税課税者がいる高齢者世帯で、特例減額措置を受けている人。
負担額が第3段階の基準を適用すれば被保護者とならない人。
第4段階:同じ世帯内に住民税課税者がいるが、本人は住民税非課税の人。
住民税を課税されている人。
※詳細については、各市町村(または特別区)の介護保険窓口にお問い合わせください。
要介護度とは何ですか?
要介護度とは、「要介護状態区分」と「要支援状態区分」の総称として「要介護状態区分等」と呼ばれるものの通称です。単に「介護度」と呼ぶ場合もあります。
内容としては、被保険者の介護の必要度合いを軽いものから要支援1・要支援2・要介護1・要介護2・要介護3・要介護4・要介護5と7段階で区分したもので、おおよそ下記のように分類され、要介護度によって「介護予防サービス」や「介護サービス」を利用することができます。
また、要介護度により介護保険の支給限度額が定められており、その限度額内であれば1割の自己負担でサービスの利用が可能です。ただし、支給限度額を超えてサービスを利用した場合は、その超えた金額は全額自己負担となります。
この制度を利用するためには、各市町村(または特別区)の窓口に要介護認定申請を行い、認定調査を受けた上で主治医の意見書と合わせて一次判定を受け、さらに介護認定審査会で要介護度と認定有効期間を判定する二次判定を受け、市町村(または特別区)から介護保険被保険者証に要介護認定の結果の記載を受けなくてはなりません。
※在宅介護支援センターや居宅支援事業所、介護保険施設などが代理申請することも可能です。
要支援1:日常生活の基本的動作はほぼ一人でできるが、
食事の準備、買い物、洗濯、掃除などの手段的な日常動作に
支援を必要とする場合など。
要支援2:要支援の状態より手段的な日常動作がやや低下した状態で、
社会的支援や介護予防が必要な状態など。
要介護1:部分的介助が必要な状態。
立ち上がりや歩行などが不安定で、
排せつや入浴に一部介助が必要な状態など。
要介護2:軽度の介助が必要な状態。
立ち上がりや歩行などを自分でできないことがあり、
排せつや入浴に一部または全介助が必要な状態など。
要介護3:ほぼ全面的な介助が必要な状態。
立ち上がりや歩行などが自力ではできず、
排せつや入浴、衣服の脱着などに全介助が必要な状態など。
要介護4:重度の介助を要する状態で、
介助なしでは日常生活を営むことが困難な状態。
排せつや入浴、衣服の脱着など日常生活の殆どに介助を必要とする状態など。
問題行動や理解の低下が見られることがある。
要介護5:最重度の介助を要する状態で、
介助なしでは日常生活を営むことが不可能な状態。
排せつや入浴、衣服の脱着、食事など日常生活全般に
介助を必要とする状態など。
問題行動や理解の低下が見られることがある。
※詳細については、各市町村(または特別区)の介護保険窓口にお問い合わせください。
MMSEとはなんですか?
MMSEとは、Mini Mental State Examination(簡易の精神現在症検査)の略です。
これは、米国のフォルスタイン夫妻によって1975年に考案された痴呆診断用(アルツハイマー型認知症などの疑いやその度合いを診断するためのもの)の質問のセットで、 11の口頭による質問から30点満点の点数を算出します。
24点以上で正常、20点未満で中程度の知能低下、10点未満で高度な知能低下と診断されます。
質問1:日付・時間の見当識(5点)
今年は何年ですか(年を回答で加算)
今の季節は何ですか(季節を回答で加算)
今日は何曜日ですか(曜日を回答で加算)
今日は何月何日ですか(月と日を回答で加算)
質問2:現在地・場所の見当識(5点)
ここの施設名は何ですか(施設名や建物名を回答で加算)
(または、ここは何病院ですかなど)
ここは何県ですか(県名を回答で加算)
ここは何市ですか(市名を回答で加算)
ここは何階ですか(階数を回答で加算)
ここは何地方ですか(地方名を回答で加算)
質問3:瞬間的記憶力・瞬時想起(3点)
無関係な物品名を1秒間に1つずつ3個聞いてもらい、それをそのまま復唱してもらう。
(1個答えられるごとに1点。すべて言えなければ6回まで再挑戦可能)
質問4:計算(逆算)(5点)
100から順に7を引いていく。
(5回できれば5点。間違えた時点で加点を中止)
質問5:想起・遅延再生(3点)
質問3で示した物品名を再度思い出して言ってもらう。
質問6:物品呼称(2点)
(時計を見せ)これは何ですか(時計と回答)
(鉛筆を見せ)これは何ですか(鉛筆と回答)
質問7:文の復唱(1点)
次の文章を繰り返す。
「みんなで、力を合わせて綱を引きます」
(復唱)
質問8:言語理解度・口頭指示(3点)
3つの段階的命令を口頭で伝え、すべて聞き終わってから実行してもらう。
「右手にこの紙を持ってください」
「それを半分に折りたたんでください」
「机の上に置いてください」(または「それを私に渡してください」)
(それぞれに対し1点を加算)
質問9:文章理解度・書字指示(1点)
次の文章を読んでから実行してくださいと伝え、例のような文章を1つ見せ実行してもらう。
例文
「右手を挙げてください」
「目を閉じてください」
(実行できれば加算)
質問10:文章構成(1点)
何か文章を書いてください。
(意味のある文章を筆記で回答。単語は不可だが、4文字熟語は可能)
11:図形把握(1点)
次の図形を書き写してください。
(角が5つあり2つの五角形が交差していれば良い。線の曲りやふるえなどは関係ない。)
リハビリの見学はできますか?
可能です。ご家族さまの来所予定時間をリハビリスタッフにお伝えいただければ、ご利用者さまのリハビリ時間を調節させていただきます。
リハビリテーション部では、頑張っているご利用者さまをみていただきたいと考えておりますので、お気軽にお声掛け下さい。
鼻腔栄養や胃瘻の人でも入所できますか?
できます。当施設では医師の指示のもと栄養管理も行っております。胃瘻(いろう)からの嚥下(えんげ)訓練等にも対応が可能ですので、ご相談ください。
散髪はどうしていますか?
月に一度、基本的には第3土曜日に外部の業者に来ていただいておりますので、そちらを利用していただくことができます。ただし、事前の申し込みが必要となります。
利用料は、カット1.500円・顔そり600円・毛染め6,000円(全て税込)となります。
洗濯はどうしていますか?
短期入所療養介護(ショートステイ)のご利用者さまについては、原則としてご家族にて行っていただいております。ご家族の体調不良や家庭の事情により、ご家族での洗濯物の引き取りや持参が困難な場合は、施設での洗濯が可能です。その際は、1点につき108円(税込)の洗濯料金が別途かかります。
中長期入所療養介護(中期・長期入所)のご利用者さまについても同様、入所者さまとの継続した関わりを重視させていただいている観点から、原則としてご家族にて行っていただいております。そのため最低でも週に1回ほどご来所くださるようにしております。ただし、ご家族の体調不良や家庭の事情により、ご家族での洗濯物の引き取りや持参が困難な場合は、施設での洗濯が可能です。その際は、1ネットにつき864円(税込)の洗濯料金が別途かかります。
業者の洗濯サービスをご利用の場合には支援相談員または各フロアの職員にお知らせください。
日用生活品は販売していますか?
申し訳ありません。施設内では、販売はいたしておりません。ご入所時にご用意いただき、必要に応じご家族で補充いただきますようお願いしております。
面会時間は決まっていますか?
はい、決めさせていただいております。午前9時から午後8時までとさせていただいております。午後8時を過ぎますと防犯上の観点から玄関を施錠させていただいております。ご面会の際は、防犯上の観点もあり、必ず受付で面会カードに必要事項を記載の上、事務局に提出し入館証を受け取ってください。入館証は必ず常時首から下げて見えるようにしておいてください。土日祝は、事務局が午後5時で業務を終了いたします。その場合は3階のサービスステーションで受付を代行させていただいております。
門限はありますか?
門限は午後8時となっております。帰宅時間にかかわらず外出・外泊の場合は必ず各フロアのサービスステーションで手続きを行っていただいております。外泊が事前に分かっている場合は食事の用意等の関係上出発日の3日前までにお手続きをお済ませください。
行きつけの病院へは行けますか?
施設にご入所いただきますと、かかりつけ医は一旦お休みいただく形になります。
ご本人さまの状態管理は、施設の主治医が管理させていただく形となります。
また、お薬に関しましても、施設入所前に服用されていたお薬と全く同じものを処方出来るとは、限りませんのでご注意ください。
歯科に関しましては、引き続きかかりつけ医の診察ができます。
詳しくは、相談時に支援相談員より説明を受けていただきますようお願い致します。
差し入れや食べ物の持ち込みはできますか?
いずれも原則禁止させていただいております。ご利用者さまの健康維持の観点からも是非ご理解ください。また家族間や職員へ贈答されることもご遠慮ください。
飲酒・喫煙はできますか?
いずれもできません。酒気帯びによる面会も固くお断りさせていただいております。また喫煙に関しても同様、面会者も含め原則禁止させていただいております。
送迎は可能ですか?
申し訳ありません。ご家族の方による送迎をお願いしております。
自家用車などでの送迎が難しい場合、介護タクシーの紹介をさせていただいております。
入所中は、どれぐらいリハビリを受けれるんですか?
ご退院後・在宅からの入所後の3か月間は、週6回(1回20分)の個別のリハビリテーションを提供します。
ただし、3か月以降は、週2回(1回20分以上)となります。
その他に、フロアリハビリテーション、生活リハビリテーション、自主トレーニングをご用意しております。
リハビリは何時からですか?
リハビリの時間帯は特に決まっておりません。
セラピストよりおおよその時間帯をお伝えいたします。ご希望の時間帯がございましたらご相談下さい。
クッションの貸出はありますか?
原則として、クッションはご家族さまよりお持ちいただいております。
当施設でも、クッションをご用意しておりますが、一時的にお貸ししております。
クッションの形状や形がわからない場合は、ご相談下さい。
送迎は可能ですか?
はい送迎させていただきます。地域などにより送迎のお時間などが異なりますので、その都度ご連絡させていただきます。
ショートステイの金額はどれぐらいですか?
金額はご利用者さまによって異なります。
詳しくはこちらをご覧ください。
※こちらをクリックすると料金案内のページに移動します。
問い合わせ
TEL.072-961-7875
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